企業が社会課題を解決するためには社会一人ひとりの協力が必要不可欠です。
社会に対して強い影響力を持つアスリートと協力し、人々の活動を地球を守る取り組みに変えるアディダスの取り組みを紹介します。
アディダスジャパンは2023年5月、未来のスポーツ環境を守るアクションへと繋げる、新たなサステナビリティムーブメント「MOVE FOR THE PLANET（ムーブ・フォー・ザ・プラネット）」の開催を発表しました。
2023年6月1日～12日の期間中、ひとりひとりの運動を、未来のスポーツ環境を守るアクションへと繋げる、新たな世界規模のサステナビリティムーブメントとして、イベントを開催しました。
開催期間中、「アディダス ランニングアプリ」にて設定された全34種類の幅広いアクティビティのいずれかを10分間行う毎に、アディダスが未来のスポーツ環境を守るために1ユーロを寄付します（全世界合計上限：150 万ユーロ（約2.4億円））。
また、このイベントをを盛り上げるため、開催期間中、様々なアディダスのアスリートが「1日店長」として各地のアディダス直営店に登場しました。
ウォーキング等を通じて店舗まで来店したユーザーと一緒にフォトセッションを行ったり、直筆サインプレゼントを実施しました。
イベントの結果、約100万人のユーザーがイベントに参加し、目標の150万ユーロを達成。集められた寄付金は、コロンビア、ギリシャ、南アフリカ、パキスタンをはじめとする、様々な国や地域におけるプロジェクト支援のために使用される予定です。
具体的には、気候変動による重大な影響を受けている地域を中心に、リサイクル素材を使用した競技場のリニューアルや、スポーツ施設のプラスチックゴミ削減方法に関する研修など、サステナビリティに関するさまざまなプログラムが実施されます。
企業がアスリートと協力し、人々が参加しやすい仕組みづくりを行うことで、社会課題向けた取り組みを拡大することができます。
一企業の取り組みだけで、すべてを解決しようとしても限界があります。企業がアスリートと連携し社会に発信することで、課題の解決に向けた大きなアクションに変わっていきます。